【失敗談】仕事のミスを報告しないで問題発生!?仕事でミスをしてしまったら報告しよう

ビジネス

仕事でミスをしてしまった時は、怒られるかもしれないと思うと報告したくないですよね。
しかし報告しないと結構大変なことになる可能性が高いです!
私は仕事でミスをしてしまった際に、報告しなかったことで苦労した失敗談があります。
皆さんには私と同じような思いや苦労をしないように以下の3点をお伝えします!

  • 『私の失敗談』
  • 『仕事のミスを報告した方が良い理由』
  • 『仕事のミスを減らすための工夫』
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『私の失敗談』 社用車にキズを付けてしまったことを報告しなかった

これは私が入社1年目のときの話です。当時の業務は設備保守で、壊れた設備を直すために先輩社員2人と私の合計3人で事業所を回っていました。

その時に私は社用車の運転をしていたのですが、作業を終えて事業所を出ようとした際に事件は起きました


なんと、前方に置かれているプランターに車を擦ってしまったのです幸いにも発進した直後だったので、速度もあまり出ていなかったためプランターも壊れていませんでしたが、車には少し擦りキズが出来てしまいました

先輩
先輩

こういうことはよくあることだし、誰も気づかないから大丈夫だよ!

わたし
わたし

先輩がそう言ってくれるなら大丈夫なのかな?


自分がやってしまったこともありパニックになってしまいましたが、先輩から「こういうことはよくあることだし、誰も気づかないから大丈夫だよ!」と言われたため、その言葉を信じて上司への報告はしませんでした。
更に数日が経過した時点でも特に騒ぎになっていることも無く、日にちが過ぎていったため私自身も起きたことを忘れ始めている状況でした。


しかし、そこから数日経った際に週に一回ある社用車の点検で擦りキズがあることが発覚しました。社用車を使う際には、利用管理簿への記載が必要で「誰が・いつ・どこへ行ったか」を確認できる仕組みになっているため、利用管理簿を見た上司から私に対してヒアリングがあり、このタイミングで報告をしました。


ここから先は何となく想像が付くかもしれませんが、
「何でやってしまった時にすぐ報告しなかったんだ!」や「他にも一緒にいた先輩は気付かなかったのか!」など色々と質問攻めにあってしまいました。報告しなかった理由を答える際に、先輩を売るような言い方はしたくなかったですが、ここで嘘をついてしまうと更にややこしい話になりそうだと感じたため正直に答えることにしました。その後は事故の説明や今後の対策を考えて終わりましたが、入社直後の出来事だったので今でも覚えている出来事です

この出来事の後には先輩から

先輩
先輩

俺が言わないで大丈夫って言ったせいで、こんなに大事になっちゃってごめんね。

と言われました。(やってしまったのは私なのに、気遣ってくれる優しい先輩で良かったです。)


大きな事故ではなかったですが、報告が遅れたことによる周囲への影響や問題が大きくなってしまうことを学べた良いきっかけになりました。皆さんも何かあったときは、すぐに報告した方が良いですよ!
 
 

仕事のミスを報告した方が良い理由

私の失敗談を見て、皆さんはどう思いましたか?
私はミスを報告しないと「こんなに大変なことになるんだ!」と思ったため、この出来事以降はすぐに報告するようにしました。
どうして報告した方が良いか、私の過去の体験談や経験を踏まえて「仕事のミスを報告した方が良い理由」について、3点紹介します。
 

仕事のミスを報告した方が良い理由①いつかミスは発覚する

あまり大きなミスではなければ、ずっと隠し通せるかもしれません。
しかし他者や取引先に影響を及ぼすようなミスであれば、いつかミスは発覚してしまいます
もしかしたらミスした段階で報告していれば、すぐに修正して解決できるかもしれないですが、他の人が気づかずに仕事が進んでいき重要な局面でミスが見つかってしまえば取り返しのつかない事態になる可能性もあります
 

仕事のミスを報告した方が良い理由②ミスをした自分はずっと隠し続けないといけない

誰にも言わずに隠し続けるのって意外と大変だと思いませんか?
もしかしたら、ミスがばれてしまうかもしれないと周囲の人の目を気にしながら仕事するのは精神的にキツイですよね。また不安な気持ちは日にちが経つほど膨らんでいき、せっかくの休みも仕事であった嫌なことを思い出してしまい休んだ気がしないと思います。

これは、いつ捕まるか分からない中で隠れて生活をしないといけない逃亡犯のような心理状況ですよね(笑)


たしかにミスを報告することで怒られてしまう可能性はありますが、話すことで気持ちが楽になると思うので隠すのはやめましょう
 

仕事のミスを報告した方が良い理由③信頼感が無くなる

ミスを報告しないということはミスを隠していることと同じだと思います。ミスを隠すかもしれない人に大事な仕事を任せられないですよね。また、一度失った信頼感を取り戻すのは時間も労力も必要になります。

逆にしっかりとミスを報告して、次に活かせていれば「仕事ができる人」と思われて信頼感も増します
  
 

仕事のミスを減らすための工夫

ミスをした時に報告した方が良いというは分かってもらえたと思います。
次は私が『仕事のミスを減らすためにしている工夫』を2つ紹介します。
 

仕事のミスを減らすための工夫① 過去のミスから学ぼう

まずは、どんなに気を付けていても「人間はミスをしてしまうもの」ということを認識しましょう。
つまり自分だけでなく誰もがミスをしてしまうの可能性があるということです。
そして私は「ミスをしてしまったら、必ず何故ミスが起きてしまったのか考えること」重要なポイントだと思います。


もしかしたらミスが起きやすい状況や環境になっていて、たまたま自分がやったときにミスが起きてしまっただけということもあるかもしれません。他にも体調不良や時間に追われていて急いでいた等、ミスが起きる何かしらの原因があるはずです。ミスが起きた根本的な原因が分からなければ、同じミスを何度も繰り返すことになります。


何が原因で、どうして起きたのか。何故何故と繰り返し原因を考えていき根本的な原因を探しましょう。またミスをしてしまったことをネガティブに捉えず、ミスの原因を見つけたとポジティブに捉えて仕事の改善ポイントとして提案すれば評価にも繋がるはずです。

・ミスが起きやすい状況や環境になっていないか考えてみよう
・何故何故を繰り返してミスの原因を振り返ろう

  

仕事のミスを減らすための工夫② しっかりと確認しよう

初めの頃は何をすれば良いかやり方が分からないため、手順やフローなどを確認しながらやりますが、慣れてくるとやり方を覚えているので自分の記憶を頼りに仕事をしていると思います。

私の経験からお伝えすると、ミスは何も分からない頃よりも慣れてきたときの方が多いです!
理由は簡単で、初めの頃は一つ一つやることを確認しながら確実に進めていきますが、
慣れてくると早く終わらせたい気持ちが生まれ「これで大丈夫だろう」・「これで合っているはず」といった勘違いや思い込みをしてしまい、ミスに気づかない状態になりやすいからです。


慣れた時こそ、要注意です!もしかしたら間違えているかもしれないと常に考えて、重要なポイントはしっかりと確認するようにしましょう。あとは少し面倒かもしれないですが、初心に帰って手順やフローを確認するのも良いですね。

・たぶん○○だろうではなく、もしかしたら○○かもしれないと考える
・慣れたときこと要注意!初心に帰って確実にやろう!

 
 

【番外編】ミスをしたことを言いやすい環境を作ろう

自分がミスをした時の話とは少し離れてしまうので、番外編として紹介します。
誰かがミスをしてしまった時に、「誰がミスをしたんだ!」・「どうしてこんなミスをしたんだ!」と思っていませんか?気持ちは分かりますが、犯人を探すような行為やミスした人に全ての責任を負わせるような行為はやめましょう

誰だってミスをしたくてするわけではありませんし、ミスをした人も反省しているはずです。また責めたところで何も解決しないですよね。早く報告したいけど、報告した後の事を考えると怖くて言えない→ミスを隠すという環境ができてしまうと対応も遅れてしまうので悪循環になってしまいます。


一番大切なことは、ミスによって迷惑がかかるのは『取引先やお客さん』であることを忘れないでください。(ミスの度合いによっては迷惑がかからないかもしれませんが…)


日頃からコミュニケーションを取ったりミスをした人を責めずにチームで解決策を考えたりすることで、ミスをしたことを言いやすい環境を作ることが必要と考えます。
ミスをした人を責めるようなことばかりしていると、いつか自分がミスをしたときに同じことをされてしまうかもしれませんよ。因果応報ってやつですね(笑)

まとめ

今回は「【失敗談】仕事のミスを報告しないで問題発生!?仕事でミスをしてしまったら報告しよう。」について紹介しました。
私の経験ではミスをして報告したときに、怒られた経験は失敗談の一回だけです。
ミスによるかもしれないですが、意外と怒られることは少ないと思うので自分だけで何とか解決しようと思わず、すぐに報告しましょう。あとはミスを失敗と簡単に考えて終わらせずに、しっかり振り返って次に活かしていきましょう!

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