サブノーティカ(SUBNAUTICA)の感想・評価【レビュー】Nintendo Switch版

ゲーム

2021年5月13日にNintendo Switcchから発売した「サブノーティカ(SUBNAUTICA)」を一通りプレイした感想と評価をまとめました。

Youtubeでサブノーティカ 実況動画を配信しています。

ゲーム詳細が気になる方は見てください!


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サブノーティカのストーリとゲーム性をざっくり解説

ストーリーは未知の惑星に不時着してしまったところから始まります。

ロケットから脱出


脱出ポッドから外に出てみると360°何処を見渡しても海です。もちろん脱出ポッドは壊れているため、惑星から帰還する手段はありません。

脱出ポッドは着陸時に故障してしまいました
周りを見渡しても海しかありません


最初に重要となるのが「水分ゲージ」と「空腹ゲージ」が0にならないように注意することです。2つのゲージは時間経過とともに減っていきます。まずは生きるために必要な水や食料の探索や機材の開発を行う必要があります。

まずは食料と水を調達しよう


海には食料になる魚はもちろんのこと、鉱石や植物などの資源があります。これらを海に潜って入手する必要がありますが、「酸素ゲージ」の残量を気にしながら探索しないといけません。あと少しで素材がゲットできると欲張ってしまうと、海面まで酸素が持たなくてゲームオーバーになってしまうこともあります。

魚を捕まえて食料をゲット

まんぬ
まんぬ

酸素ゲージが半分になったら戻るように心掛けた方が安全です。遠足は家に帰るまで!と同じ感じで最後まで気を抜かずに行動する必要がありますね笑


最低限生きていきために必要なものが揃ってきたら、惑星の探索をしていきましょう。 探索を進めていくことでなぜ墜落してしまったのか、この惑星はいったい何なのか?といった謎を解明することができます。またストーリーを進めていくと仲間から救難信号を受信します。信号を受信したポイントに行くとPDAと呼ばれるデータをダウンロードすることができます。

救難信号を受信

受信した場所でメッセージを入手

まんぬ
まんぬ

救難信号を受信→ポイントに向かう→PDAを入手→PDAを読んで攻略のヒントを得る→新しい場所を探索…といった感じでストーリーを進めていきます。


海には主人公を攻撃してくる生物も存在するため危険がいっぱいです。敵に攻撃されると「体力ゲージ」が減ってしまいます。体力ゲージは応急キットで回復する必要があります。

超巨大な敵性生物も生息しています



「酸素ゲージ」「空腹ゲージ」「水分ゲージ」「体力ゲージ」に気を付けながらサバイバルを楽しみましょう!

感想

ここからはサブノーティカをストーリークリアまでプレイした感想を書いていきます。ちなみにクリアするまでのプレイ時間は40時間程度です。素材集めや拠点作りなどストーリー外で収集要素があるため、ストーリーを進めるだけでなくじっくりとプレイするのが良いと思います。

序盤は何をすれば良いか分からないけど、できることが増えると一気に楽しい

ストーリーの解説で簡単に説明した通り、惑星に不時着したところからいきなりスタートします。その後は何をすれば良いか明確な指示が無いため、結構悩んでしまいました。

とりあえず食料と水を確保しないと…

サバイバルゲームということでそれだけは何となく理解できましたけど、私が食料や水の調達方法を分かったのは一度ゲームオーバーになった後でした。

開始直後は水を作るための素材を見つけられませんでした

まんぬ
まんぬ

現実では遭難したら誰も助けてくれないですし、そういった意味では現実味のある設定なのかもしれないですね。


食料と水を確保してからは行動範囲も広がって、どんどん面白くなってきます。周りに落ちている素材を拾ったり、海底に沈んでいる船を探索したりと色々なことができるようになります。

パーツをスキャンすることで作成可能に!


海の綺麗さや広さ・怖さを知る

現実世界で海に行くなら海水浴をするために行くことが多いですよね。海水浴だと海には危険な一面があるってことを実感する機会は少ないですよね。しかしサブノーティカをやると海がどれ程広くて怖いものかを実感することができます。


海は地上と異なり目印になるものが少ないです。そのため自分の中では真っすぐ泳いでいたつもりでも、実際には左右どちらかに曲がって泳いでいることが頻繁にありました。

海面に上がった時に「ここはどこ?」となることも


当たり前かもしれないですけど方角も分からなければ、どれだけの距離を泳いだのかも知る術が無いから仕方ないですよね。(ストーリーを進めていくと便利アイテムを作ることは可能です。)

他には水深の深いところや洞窟内の探索をしていると、方向感覚が分からなくなってしまうこともあります。元の場所に戻りたいのに場所が分からなくなってしまったり、最悪の場合は酸素ゲージが尽きてしまってゲームオーバーになってしまったりします。

洞窟は複雑な地形で迷子になりやすい


とはいえ、海は怖いところばかりではありません。綺麗な景色を見ることもできますし、不思議な植物や生物に遭遇することもできます。実際の海と比較しながらゲームをするのも一つの楽しみ方ではないかと個人的には思っています。

キノコみたいな木があった

夜の海では綺麗に光る植物が見られる



ゲームで海のことを知ることができるなんて素晴らしい!

建造すると更にできることが増える

ストーリーを進めていくと拠点やマシンを建造できるようになります。建造するためには設計図やパーツのスキャンをする必要があります。探索すると新しいものが作れるようになるワクワク感がたまらなかったです。


そしてマシンを作ると更に探索範囲が広がります。通常は生身の状態で潜水をするため、酸素ゲージを気にしながら探索を進める必要があります。しかしマシンに乗っていると酸素ゲージが消費されなくなるからです!

これはシーモスです。主人公より早く深く泳ぐことが可能
シーモス内では酸素ゲージを気にする心配も無し!

まんぬ
まんぬ

マシンで深いところまで潜る→マシンから出る→周囲を探索→酸素が無くなったらマシンに戻るといった感じでやると水深が深いところもじっくりと探索できます。


マシンと一緒なら何処にだって行ける!と無敵になったような気になりますが、実際にはそんなことはありません。マシンにも耐久値があるため敵性生物と遭遇してしまい無茶をすれば壊れてしまいます。もし壊れてしまったら再度作り直さないといけません。そうなると一から素材を集めるのが結構大変です。何事もほどほどが大切ってことですね。

スパナマークが耐久値。0になると壊れてしまいます


拠点作りは自分で好きなようにパーツを組み合わせることができます。拠点には水槽を置いたり、ベッドを置いたりと生活を豊かにするグッズを作ることも可能です。(無くてもストーリー進行には影響ありません)


私は絶望的なセンスだったため格好いい部屋作りはできませんでした。マインクラフトなどの建造が好きな人は拠点作りも楽しむことができると思います。

バグが頻繁に発生する

サブノーティカで唯一の残念ポイントです。私の場合はバグのせいでプレイ時間が5~10時間は増えてしまいました。


中盤以降は建造ができるようになり拠点やマシンの作成を行っていきました。建造は先ほども説明した通り、ゲームの重要な要素であり楽しめるポイントとなっています。ですが、それらの描画が処理に負荷をかけているのか、メニュー画面を切り替えたりPDAのデータを確認したりしているとソフトが強制終了するようになりました。


サブノーティカはオートセーブ機能がありません。またストーリー進行よりも素材収集や探索をしている時間の方が長いため、セーブをするきっかけが少ないです。その状態でソフトが強制終了してしまうと今まで集めた素材は全て無くなってしまいますし、探索もやり直しになってしまいます。


ソフトが強制終了するだけなら素材や探索をやり直せば良いのですが、私の場合は一度だけソフト強制終了後にマシンを置いていた座標が変わってしまったことがあります。しかも座標は地中になってしまいました。そのためマシンを取ることができず、泣く泣く作り直した経験もあります。


中盤以降はソフトが強制終了する恐怖とも戦いながらこまめにセーブしないといけなかったので、意識をバグに奪われてしまって純粋に楽しめない部分もあったのが非常に残念でした。


一応ソフトアップデートで不具合の修正は行われているようですが、重大なバグや不具合は早急に対処してほしいですね。

まとめ

最後にサブノーティカを自分なりに得点付けしてみました。

評価 3.5

サバイバルゲームとしての評価は満点です。慣れるまでは難しいと感じることもありましたが、できることが増えていく楽しさとワクワク感が評価できます。また海を舞台にしたゲームをプレイする機会が少なかったため新鮮な気持ちでプレイできた点も良かったです。


では減点した理由を2つ挙げます。1つ目はやっぱりバグですね。バグで強制終了してしまってテンポよく進めることができなかったことは非常に残念なところでした。ゲーム進行に影響を与える部分もあったため、バグの多発による減点は-1点です。


2つ目はストーリーを理解するのが難しかった点です。ゲーム進行はPDAと呼ばれるデータを集めながら謎を解明していくことになりますが、PDAを全て見つけないとメッセージを読むことができません。私は全てのPDAを集めることができなかったため、情報が断片的になったり理解が追い付かなかった部分があったりしました。もう少しストーリーの根幹になる部分は解説があっても良かったのではないかと感じました。とはいえ断片的な情報から何があったのか考える面白さもあったので減点は-0.5点です。

サブノーティカはこんな人におすすめ!

  • サバイバルゲームをやりたい
  • 綺麗な景色を楽しみたい
  • 建造物を自由に作りたい
  • バグにも負けない強い心を持った方

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