こんにちは、まんぬです。
FILCOのメカニカルキーボード「Majestouch Convertible2」を購入しました。このキーボードはなんと1万円を超える高級キーボードのため、購入するか結構悩みました。(品薄だったこともあり数か月は悩んでいました。)
使っていたキーボードの調子が悪くなったこともあり購入することを決心しましたが、今では間違いなく買って良かったと思えるアイテムです。
今回はFILCOのメカニカルキーボード「Majestouch Convertible2」を購入するまでの話と実際に使ってみた感想を紹介します。
「Majestouch Convertible2」の購入に至った理由
最近は在宅勤務が増えて、自宅のキーボードを使うことが増えました。またブログを書いているため、仕事が終わってからもタイピングをする機会が増えていました。
そんな環境でふと感じたのが、キーボードに対するストレスでした。
例えばDeleteキーを押したつもりがInsertキーを押していて挿入モードに変わっていたり、NumLockキーを押そうと思ったらバックスペースキーを押してしまったりとキー配置の関係で誤操作が頻発していた状況です。
そこで毎日使うキーボードだしストレス無く使いやすいものを購入しようと決心しました。私の求めるキーボードは「打鍵音がうるさくない」「無線対応」「タイピングのしやすさ」の3つです。
・「打鍵音がうるさくない」:タイピングのパチパチと叩く音が苦手で、仕事中とかに隣の人がキーボードを強くたたいていると少し嫌な気持ちになる。昔からのこだわりで新しく買うキーボードでも妥協できない必要な要件
・「無線接続対応」:デスクは食事やゲームでも使っているため、キーボードを使わないときはサッと移動させたい。これも昔からのこだわりで新しく買うキーボードでも妥協的ない必要な要件
・「タイピングのしやすさ」:タイピング中の誤操作が少なく、長時間タイピングしても疲れないもの。新たに必要となった要件
メカニカルキーボードとの出会い
今までのこだわりポイント「打鍵音がうるさくない」「無線接続対応」はネットで見た情報でもある程度イメージが分かるため困りませんでしたが、新たに加わった要件「タイピングのしやすさ」は自分としては未知の世界。
こればっかりネットの情報ではなく実際にキーボードをタイピングしてみないと分からない!と思い、池袋にあるビックカメラ「ビックカメラ池袋本店パソコン館」に行ってきました。ビックカメラ池袋本店パソコン館は3Fに通常のキーボード,4Fにはゲーミングキーボードがあり、数十種類以上のキーボードをお試しでタイピングできます。
キーボードだけでなくマウスも色々な種類を実際に手に取って試すことができるため、いきなりネットで買うのが不安な方は店舗に行ってみると良いです。
そこで出会ったのがメカニカルキーボードでした。
タイピングのしやすさは勿論のこと、指に馴染む感じが何ともいえません。またキーボードをタイピングをしていて初めて気持ち良い感覚がありました。もうメカニカルキーボードを買うしかないと、まさに一目惚れ状態です笑
そして数あるメカニカルキーボードの中でも一番好みだったものが「Majestouch Convertible2」だったということになります。
「軸」によって打鍵感が異なる
メカニカルキーボードは一つ一つのキーが独立したスイッチになっています。キーには「軸」と呼ばれるタイプがあり、「軸」によって打鍵感や重さが異なります。一般的なキーボードはメンブレンキーボードと呼ばれていて、キーボード全体メンブレンシートスイッチが敷かれています。スイッチが一体化しているため、安価に作ることできるみたいです。
今回、私が購入した「Majestouch Convertible2」で使われているスイッチは”CHERRY MXスイッチ”ですが、店舗にあった「赤軸」「茶軸」「青軸」「黒軸」をタイピングしました。感想は以下の通りです。
- 赤軸:打鍵音は小さくキーの重さも軽いため押しやすい
- 茶軸:打鍵音は赤軸同じくらいだけど、キーの重さは赤軸より少し重めでクリック感がある
- 黒軸:打鍵音は小さいが、キーに重さを感じる
- 青軸:打鍵音が大きめでカチカチとクリックしたみたいな音が鳴って、キーはしっかりと押した感覚がある
個人的なランキングは「赤軸=茶軸>黒軸>青軸」でした。普段使いのタイピングメインで考えると青軸は絶対に選択肢に入りませんが、音ゲーとかをやるとしたら青軸もアリかな~と思います。
青軸は軽快なタイプ音が鳴るためリズムに乗って楽しめそうです。軸は用途や好みによって求めるスペックが変わるところなので、実際にタイピングしてみることをおすすめします。
「Majestouch Convertible2」を使った感想
とりあえず自分が欲しい機能は全て入っている希望通りのキーボードです!
FILCO「Majestouch Convertible 2」 赤軸 フルサイズ・日本語かなあり
・型番:FKBC108MRL/JB2
・有線接続:USB接続(mini USBコネクタ)
・無線接続:Bluetooth3.0(HIDプロファイル)
・キースイッチ:CHERRY MXスイッチ
・購入金額:15,580円(税込) 【購入店舗 ビックカメラ】
良いところ① キーの安定感
やはりキーの打ち心地が最高です!長時間タイピングしても疲れないですし、タイプミスや誤操作が減ってストレスを感じません。当たり前のことが当たり前にできるのはキーボードの性能の差であると確認しました。
「Majestouch Convertible2」を使い始めたことで、よくあるキーボードにはキーのガタツキや硬さがあったのだと気付いてしまいました。もうキーボードなんてどれを使っても同じなんて言えません。
タイピングのしやすさ・反応の良さは値段に見合った性能であると断言できます。もう普通のキーボードには戻れないかもしれません。キーボード沼にハマってしまいそう笑
良いところ② 無線接続できる
メカニカルキーボードを色々と見ていましたが、無線接続ができるものは意外と少なかったです。無線接続の中では「Majestouch Convertible2」が一番コスパの良いキーボードと言っても過言ではありません。
また無線方式はBluetooth接続のためスマートフォンやタブレットでキーボードを使うことができます。更にBluetoothのデバイス登録台数は最大4台まで登録可能です。
PCの他にipadも使っていますが、Bluetooth接続すればipadのキーボードとしても使えるのも非常に嬉しかったです。ただしipadで使うときは日本語配列であっても英語配列として認識されてしまいます。これはiOSの仕様のため仕方ないところですが、接続時は注意が必要です。
【参考】候補に挙がっていたキーボードを紹介
・Keychron K1 Wireless Mechanical Keyboard
価格.comの最安値:16,720円(税込) 【2021/4/17時点】
必要な要件は全て満たしていましたが、キーの色がグレーなところとエンターキーの形が好みでは無かったことから購入を見送りました。
・G913 LIGHTSPEEDワイヤレスRGBメカニカル ゲーミング キーボード
価格.comの最安値:26,730円(税込) 【2021/4/17時点】
ロジクールのキーボードです。こちらも必要な要件は全て満たしています。更にキーの配置やサイズに関しても不満はありませんでした。またゲーミングキーボードということもあり、設定でキーボードを光らせることもできるため、見た目もカッコイイところがポイントです。「Majestouch Convertible2」を買おうか「G913」を買おうか悩んでいましたが、価格が2万円以上することもあり今回は購入を見送りました。
良いところ③ デザインやキー配置が標準的
メカニカルキーボードの中には色やデザインが独特だったりエンターキーが細長かったり、多機能なボタンやキーが付いていたりと不思議なキーボードも多くありました。
もちろん多機能なキーボードの方が慣れれば使い勝手や効率が良いかもしれませんが、初めてメカニカルキーボード使う人は今まで使っていたキーボードの感覚に近いものを選びたいですよね。
その点「Majestouch Convertible2」の見た目は、どこにでもある標準的なキーボードと変わらないです。もしかしたらメカニカルキーボードと言われなければ普通のキーボードと思うかもしれません。
シンプルで癖がなく標準的なデザインだからこそ、すぐに使いこなすことができ飽きずにずっと使い続けられるため、メカニカルキーボード初心者にぴったりのアイテムです。
個人的にはエンターキーが大きくて、キーとキーの間もしっかり間隔があいているのが好きなところです。
残念なところ① 持ち運びは不便
メカニカルキーボード全般に言えることかもしれないですが、キーボードがかなり重たいです。「Majestouch Convertible2」は重量が1.2kgあるため、持ち運びには向いていません。
キーボードを使う場所が特定の場所に決まっている人にはおすすめですが、色々な場所に持ち運んで利用する人にはおすすめできません。ただし重量が重いことは悪いことばかりではありません。キーボード自体に重量があるため、しっかりと固定されていてタイピング中にズレる心配が無いのは良い点です。
キーボードを足に落としたら間違いなく骨折するレベルの重さなので、設置場所にはくれぐれも気を付けましょう。
残念なところ② Bluetooth接続中はNumLockが有効でもLEDが光らない
少しの間はキーボードを有線接続で使っていました。その際はNumLockボタンを押していると、キーの上にあるランプが青点灯されていてON/OFFが見た目で判別できる状態でした。
これによって、テンキー入力時にNumLockがOFFで数字が入力できない!なんてことも無くなって非常に便利だな~と思っていました。
しかしBluetooth接続に変更するとNumLock LEDはペアリングLEDに機能が変更されてしまうため、NumLockボタンを押しても点灯しなくなってしまいます。
初めに有線接続で使っていてNumLock中はランプが光るものだと思っていたので、ON/OFFがランプ点灯で判別出来なくなってしまったのは少し残念でした。とはいえ、NumLockを頻繁に切り替えることも少ないから時間が経ったら気にならなくなりました。
まとめ
人によっては仕事やプライベートで毎日使うキーボードですから、ちょっとしたストレスや効率の悪さは日々の積み重ねで大きな差になります。
キーボードなんて全部同じと言わずに、まずは色々なキーボードを試しにタイピングしてみましょう。もちろん高ければ高いほど良いキーボードとは言えないかもしれませんが、自分に合った最適なキーボードを見つけてみてください。
キーボードが変わると、まるで世界が変わったような感覚になりますよ!
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