ネガティブ思考をやめてポジティブになるためには「その日にあった良かったことを3つ書く」ことです。今回紹介するこの手法は『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』に載っている自己肯定感を高める方法の一つです。他にも色々と紹介されていますが一番やることが簡単で実践してみた結果、効果を実感しています。
実践方法やどんな利点があるかについて紹介しますので、ぜひ読んでみてください!
その日にあった良かったことを書いてみよう!
やることは簡単です。毎日、その日にあった良かったことを3つ書く!たったこれだけです。
これは「スリー・グッド・シングス」という自己肯定感を高めるテクニックの一つです。書く内容は何でも良いです。上司に褒められた、報告がうまくいった、いつもより早く起きられたなど仕事・プライベートであった出来事を思い出しながら書いてみましょう。
例:私のある一日の良かったこと
・美味しい夜ご飯を作れた
・あつ森で花の交配がうまくいった
・ブログの記事を投稿した
こんな感じで一日の中で良かった出来事を書きましょう。私は良かったことの中に頑張ったことも含めて書いています。そんなことをして一体どうなるんだ?と疑問を持つ方も多いと思います。私もやる前は同じことを思ってました(笑)
でも、やってみると意外と良いことがありました。次は私が実際に実践して良かった点を3つ紹介します。
実践して良かったこと①嫌なことを忘れることができた
実践する前は、良かったことよりも嫌なことが先に頭に浮かぶことが多かった気がします。
仕事でミスをしてしまった、上司に怒られてしまった、仕事が想像より進まなかった等の嫌な出来事です。嫌なことってなかなか忘れられないですし、モヤモヤとした気持ちが続いてしまいますよね。そして嫌なことを忘れようと意識する程、思い出して忘れられなくなってしまい負のループに入ってしまうこともあります。
それが良かったことを書くようにしてからは、嫌なことを忘れることができるようになりました。今までは嫌なことを思い出して更に嫌な気持ちになってしまいましたが、良かったことを考えることで嬉しい・楽しい気持ちになり嫌なことを忘れることができました。
初めのうちは「毎日良かったことなんてないよ」と思うこともありました。だけど意外と小さな出来事でも探せば良かったことが見つかるものです。また毎日続けていくことで、良かったことがあったときに「これを今日の良かったことにしよう!」と思えるので物事をプラスに考えることができました。
実践して良かったこと②自分に自信が付いた
良かったことを毎日書いていくと、記録がどんどん蓄積されていきますよね。そして、たまに今までに書いてきた内容を振り返ってみます。すると、今までにあった良かったことや頑張ったことが沢山書かれていて、「自分は今まで結構色んなことを頑張ってやってきたんだ!」という自信が湧いてきます。
昨日より成長した自分を見ることが出来るのは結構面白いです。誰かに見せるものでもないので書きたいことを好きなように書けるので思いついたことをどんどん書いちゃいましょう。あと、私は今まで毎日継続してやっている習慣みたいなものが無かったので、毎日続けるという行動自体が自信に繋がっている気がします。
実践して良かったこと③自分のことを知ることができた
良かったことを毎日振り返って考えることで、自分自身がどんなことがすると良かったと感じるのか知ることができました。自分のことって知っているようで意外と知らない部分も多いと思います。
私も書いていて気付いたのですが、自分自身が仕事やプライベートで一人の人間として認められることに対して良かったという気持ちを抱く傾向にあることを知りました。こういうことがあると嬉しい・楽しい気持ちになると行動も変わり、更に良いことを生み出せる状態になれますね。
何故、その日にあった良かったこと書くと良いのか?
何故、その日にあった良かったことを書くと良いのか『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』に載っていた理由を説明します。
自己肯定感低下のネガティブな感情を放ったらかしにしておくと、「自動思考の罠」という負のループに陥ってしまう可能性もあるのです。
中島輝.何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書(Kindleの位置No.72-73).SBクリエイティブ株式会社.Kindle版.
「嫌なことや失敗した経験があった→ また失敗したくない →行動しない」とどんどんネガティブになってしまう負のループが発生してしまうと著者は説明しています。
その日にあった良かったことを書く(スリー・グッド・シングスをする)ことで、「良かったことを書く→良いことを見つける・良いことがある→行動することが楽しみ」とポジティブな思考に変わるため良い循環が生まれるということです。
たまにはネガティブも良いと思います
毎日良いことばかり起きればうれしいですが、やっぱり嫌な出来事も起きてしまいますよね。そんな日は、良かったことと嫌なことも併せて書いちゃいましょう。
嫌なことを書くと決めたら「こんなことがあった、何が嫌だった、不満」など自分が満足するまで、思う存分書くことです。そうすることで気持ちの整理が付いてすっきりします。きっと誰かにグチを話すのと同じような感覚なんだと思います。ただし、嫌なことばっかり毎日書いていると意味が無くなってしまうので注意してください(笑)
アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考をおこなっているそうです。これは起きている時間、1秒に1回、何らかの思考をしながら生きている計算になります。しかも、その6万回のうち80パーセント、約4万5000回は、身を守るためのネガティブな思考になりがちであるということもわかっています。
中島輝.何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書(Kindleの位置No.43-46).SBクリエイティブ株式会社.Kindle版.
ネガティブな思考も大切にしつつ、ポジティブな気持ちを維持できれば最高ですね。
まとめ
今回は「ネガティブ思考をやめたい |その日あった良かったことを書いてみた結果」について紹介しました。
私は良かったことを書く習慣をつけることで、色々なことに挑戦しようと気持ちも前向きになりました。皆さんにも実践していただければ気持ちが分かってもらえると思いますので、ぜひやってみてください!
その他にも『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』は自己肯定感を高めるための短期的な方法からスリー・グッド・シングスのような長期的な方法まで沢山紹介されています。自分自身の気持ちを知るうえでとても勉強になる内容が多く書かれているので、気になる方は読んでみてください!
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